暗中模索。勝負に出るか、保守を固めるか。

今の日本経済は、一部の「既得権益」のみが利益を上げ、経済の根幹を維持している一般庶民が先の見えない「暗中模索」状態。
肝心の政権与党は、明後日の方向な政策ばかり。これではいつまで経っても、状況の改善はみこめるはずが無い。

とはいえ、そんな中でも、何かを見いださなくてはどうにもならないのも事実。

特に今の「コロナ禍」においては、戦う相手が「ウィルス」な為、常識的な対応策が通用せず、この先数ヶ月、半年、1年の動向が全く読めない八方塞がり状態に近い。

「コロナウィルス」だけではなく、それに関連した様々な要因(生産の低下・原油高騰・物価上昇・往来の萎縮 等々…)が複雑に絡み合い、先の読めないスパイラルに陥っている。

明日、何が起こるか判らない今の現状で、明確な指針を打ち出せる経営者というのは皆無に等しいのではないだろうか。
この状況下で、最も賢明な判断だと言われるのが「現状維持を主眼に置いた保守」が一般論だと推察する。しかし、必ずしもそれが功を征するとは限らない。保守で切り抜けられるのは、内部留保を十分に蓄えた体力の十分にある海佐だけであろう。

ビジネスはある種の「博打」でもある。ひとつの判断で、大損を喰らうこともあれば、大成をなす事もあり得る。

その判断を行う為には、自社(自分自身)の持つ「強み」と同時に「弱み」をちゃんと理解をすることが必要だと学んだ。
「強み」を活用した戦略の道筋を立て、「弱み」を補う為の策を練る。
その上で、今は「動」の時期だと考えている。

ノリと勢いでの「動」ではなく、熟慮をしシュミレーションをした上で、いかに「強み」を活用した「動」に繋げられるかだ。

そして、ひとつ肝心なのが、このシュミレーションを行う際に、それなりの知識や経験を持つ人と「話しをする」である。
友人ではなく、全くそれまでしら無かった、自分の事を知らない人とだ。

そうすることで、新鮮な視点で「自社(自分自身)の利点」を見いだしてくれる。
それは、自分にとっては今まで「普通(当然)」の事実だと思っていたことが、実は第3者から見ると「凄い事」だったりすることを改めて気づかせてくれる。

そして、そのポイントを改めて主軸において、シュミレーションを繰り返し、今動くべき方向性を見いだす。

しかし、自分を客観的に見つめ直す事は、自分自身ではなかなか難しい。
そこで「事業計画書」が重要なキーになる。

この30年、HIP-HOPと言うストリートの世界で生きてきた自分自身が、まさか「事業計画書」などという物を書くことになるとは夢にも思っていなかった。
そして、おそらく多くの人が「そんな物、書いたこともないよ」「事業計画書って何?」という人が殆どではないだろうか。

しかし、実際に自分自身でこの「事業計画書」を書いてみて「目からウロコ」的な衝撃が実際あった。1ヶ月ほどをかけ、少しづつ書き足し、修正を繰り返した。

これによって「今の自分」が自身の手で客観的に見ることが出来る。

一般のサラリーマンをやっている人は想像も付かないと思う。しかし、自分でビジネスをやっていなかったとしても、自分の人生の「事業計画書」を書いてみると面白いと思う。

現時点を起点にこの先、今の自分がこのまま行けばどうなるのかが見えてくる。そこで、現状を維持するも良し、何かを改善するも良し、大きく羽ばたくも良しだと思う。

このコロナ禍で、今までの常識が大きく変化している。いままで「安泰」と思っていた「会社」が突然倒れることだって不思議じゃない。特にここから半年から1年は大きな波乱が起こっても不思議ではないと思っている。

ひとつ感じて居る事、いま「現状維持」は「後退」と言う事。柔軟に「変化」を出来ないと、一歩先へは出られないと言うことだ。

第6波?変異株「オミクロン株」国内で確認

全面的な「規制解除」が9月末に行われ、2ヶ月が経過しました。

政府は、一生懸命に「経済回復の兆し」を植え付けようとしていますが、実態と伴っていないのは、我々のような小規模事業者や小売店を営む経営者さん達が一番実感していることではないでしょうか。

第101代内閣は「コロナ禍で冷え込んだ経済の下支えの為」と、新たな給金を打ち出していますが、実際の所「経済対策」なのか「子育て支援」なのか、単なる「票取りで口から出た火消し対策」なのか「支援団体への忖度」なのか、全くポイント外れの政策で、とんでもない額の無駄な税金を使おうとしている今、そんな無駄な事務経費を使うくらいなら、我々のような小規模事業者のサポートに回せば、どれだけの事業者が助かるのか理解出来ないんでしょうね。

規制が解除された後、これまでの自粛の反動で、もっと大きく人流が増えるのかと思っていたら、実際の所は、この2年間で「外出の必要性低い」と言う事を学び、その上「原油の高騰」に伴う、様々な物価の上昇が、一般家庭の出費を冷え込ませている。

そこに来て、南アフリカで確認された変異株「オミクロン株」が、国内でも確認をされてしまい、言葉ばかりの「水際対策」がこの年末から年明けにかけての大きな不安材料となってしまいました。

「第6波」は必ず来ると言うのは誰しもが想像に容易い事実だったと思いますが、まさか、新たな変異株によってとは予想外。

この新たな変異株。まだ、ちゃんとした情報が無いため、どこまで本当の脅威なのかは判断付きませんが、確実に言える事は、人流の低下、経済の更なる冷え込みがほぼ確実になったと言う事ではないでしょうか。

「休業補償」も無くなり、頼みの人流も戻らず、売上は落ちたままで「オミクロン株」の第6波に突入というのは最悪のシナリオになりかねませんよね。

この年末から来年初頭が、小規模事業者、小売店にとっては本当の意味での正念場になるのではないでしょうか。

この厳しい状況を、とにかく切り抜けるために、最大限の努力をするしか方法は無いと思います。

Phat Field Creatorsでは、これまで、あまり「補助金」などの制度の活用は推奨をしてきていませんでした。

実際、昨年から今年も業績は厳しかったですが、なんとか切り抜けられる状況だと考えていたから、しかし、その体力も厳しくなってきたこのタイミングだからこそ、ここからはあえて、そういった制度を上手く活用し、次に繋げる必要があるのではと考えています。

この2年間、当社にご依頼いただいた案件の幾つかは、この「補助金」を活用した案件を担当させていただきました。

その実績から、様々なサポートをさせていただけると考えています。

実際の申請プロセスにおいては、お近くの「商工会」や「商工会議所」さんがサポートをしていただけます。

当社は、その前段階の「企画」の部分のサポート、申請後の実働の部分で「ホームページ制作」「デザイン制作」「WEB映像制作」「YouTubeチャンネル」のトータルサポートを行う事が可能です。

また、来年度に向け、新たなサービスとして「ライブ配信事業」の準備も進めており、コロナ禍に対応した非接触での、広告展開、販売促進などのサポートをさせていただける予定です。

一度、当社へお問い合わせいただければ幸いです。

この苦境を乗り越える対策を、御一緒に考えて行きましょう。