10年。継続は力なり。

時を少しばかり逃してしまったが、瀬戸市に拠点を置くコミュニティーFM「Radio SANQ 845 (http://www.845.fm)」から、毎週生放送でお届けしているラジオ番組「Triple9」。

2022年4月に入り、丸10年を無事に迎える事が出来ました!

10年前の4月最初の月曜日から放送を開始し、毎週月曜の午後9時から生放送でお届けをしてきた。この「10年」というのは、自分自身にとって、ひとつの「目標」でもあった。

途中、映画「沈黙 -SILENCE-」の撮影などで長期間のスケジュールで愛知を離れなければならないなど、月曜の午後9時にスタジオに居ることが出来ない場合のみ、収録放送を数回行った。

また、この「コロナ禍」において、放送を行う事が状況的に難しいと言うのが2回あり、この2回のみ「放送休止(代替え放送)」を行った。

しかしそれ以外は、「生放送」にこだわり続け、10年間毎週「声」を届けてきた。

思い返せば、ほんと色々な事をマイクを通じてお話をしてきた。沢山の音楽も皆さんに届けてきた。紆余曲折有った10年。しかし、10年間放送を継続出来たことは、自分にとっても大きな財産であり、経験となり、自信にもなっている。

一般的にメジャーな「FM放送」とは異なる「コミュニティーFM」。国の承認を受けて、公共の電波を発信する「基幹放送」である事に間違いはないため、放送内容・発言には当然責任がつきまとうが、メジャーと比べ、自由度が高い。Triple9はコミュニティーFMだからこそ継続をすることが出来たと思うし、自分自身にもコミュニティーFMが肌に合っていると感じる。

コミュニティーFMは省電力が故に、小規模なエリアにしか電波が届かず「地域密着」と言う性質を持っているが。インターネットの普及によって、ネット回線やアプリ「レディモ (https://musicbird.jp/cfm/radimo/)」を介して、日本全国で放送を聞くことが出来ると言うのも面白い。

毎週コツコツと積み上げ、放送回数も514回になった。この放送回数が多いのか少ないのかはわからないが、ひとつ言えることは、1回1回を積み重ねた結果が514と言う放送回数になったと言う事実。その為には10年という月日が必要だったという事実。そして、514時間の声を届けた来たと言う事実。

そして今現在もこの数字は、毎週ひとつづつ積み上がり、現在進行形である。

放送10年。これは自分自身も10歳年を取ったという事実でもある。

次の目標は、この先どれだけ放送回数を積み上げることが出来るのか。放送回数を伸ばすことだけが重要では決して無い、どれだけ充実した内容を届けて行けるのかだと思っている。また、年齢を重ねる事での病気や怪我をせずにいられるのかという問題も絡んでくる。

毎週月曜の午後9時 (再放送:土曜午後9時)。お時間が許せば、是非これからもお付き合いください。